パステルカラーの壁に、たなびく洗濯物。ナザレに心を捉えられたのは
そんな素敵な路地があったから。

だけど、それに加えて心惹かれたのが、ナザレのおばさま達が着ていた
伝統的な衣装。残念ながら若い人達は着ておらず、着ているのは年配の方のみ。
もしかしたら、そう遠くない未来には日常的には見られなくなるかもしれない。
代々受け継がれてきた伝統が失われていくのは、日本だけではなく、
いまの世界ではどこでも起こっていることなんだろう。
- 2009/06/14(日) 23:17:15|
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今回訪れたポルトガルの町のなかで、一番気に入ったところ。
それはナザレという海辺の町でした。

子ども達も元気いっぱいに細い路地をかけまわる、とてものんびりした場所。
路地好きにはたまりません。
- 2009/06/14(日) 01:27:17|
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4月のポルトガルは雨が多かった。モンサラーシュでもあいにくの雨。
降ったり止んだりの繰り返しだった。

冷たい雨と風は体の熱をどんどん奪い、写真を撮る気力をも奪っていく。
けれど、ここまで来たんだからと村を歩き回っていると、
神様が素敵な贈り物をくれた。

それは、アレンテージョの大地から孤を描き、空に架かる大きな大きな虹。
虹はきれいな半円を描き、大地をつないでいた。

この幸運に感謝しながら、時間を忘れて虹を見つめる。
もう少しこの景色を眺めていたい…。もう少し、もう少し…。
なぜ虹はこんなにも人を惹きつけてやまないのだろうか。
思いをめぐらしていると、やがて虹は空に溶けていき、再び霧のような雨が降ってきた。
- 2009/06/08(月) 01:51:48|
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マルシェでいつもいいな、と思うのは、お店の人と常連さんとの楽しげなやりとり、
そして互いの日常を見守る優しいまなざし。

なんだか日本では忘れかけた、何気ない交流がここにはあるな、と思うのだ。
- 2009/06/05(金) 00:16:07|
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4年ぶり。そして4度目のパリ。
久しぶりに訪れたけれど、やっぱりパリが好きだ。

新鮮味は全くないけれど、マルシェを歩いているだけで楽しい。晴れていればなおのこと。
お店の人達のやりとりを眺めつつ、シャッターを切る。それはとても幸せな時間。
- 2009/06/03(水) 22:09:48|
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ポルトガルのアレンテージョ地方に位置するモンサラーシュ。
最も美しい村のひとつとされ、絶対に訪れよう!と心に決めていた場所だった。

小高い丘の上にある、世間から隔絶したかのような小さな小さな村。
バスは1日に2〜3本で、土・日は運休してしまうような場所だけれど、
わざわざ訪れる価値があったと思う。私にとっては。

何か見どころがあるわけでもないけれど、ゆっくりとした時間の流れ、
白い壁に石畳の路地、そして目の前に広がる一面の緑の大地。
そこで風に吹かれていると、嫌なことなんて、すべて消えさってしまう。
- 2009/06/03(水) 01:35:00|
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旅をするなら、美味しいものがあるところがいい。
その点では、ポルトガルは最高の場所。美味しいものがいっぱいでした。
お昼時、アルファマ地区の路地に入り込み、さまよっていると一軒のお店を発見。
待っている人が外にもあふれている、にぎやかなお店。それも観光客らしき人はおらず、
地元民100%といった雰囲気。
きっとここは安くて美味しいに違いない!と感じたので、私も行列に並んでみることに。

やっとのことでカウンターに座り、ポルトガル語のメニューでなんとなくオーダー。
でもその後に、隣の人が食べているメニューが気になって、気になって、お店の人に
頼んでオーダーを変更してもらいました。そしてやってきたこの一品。

たっぷりのお豆さんとイカ、ソーセージの煮込み。
ホクホクの豆に、ぷりっぷりの食感のイカが合わさって、めちゃくちゃ美味い!
素朴で、とっても優しい味わいでした。しかも安い!!
メニュー変更してもらえて、本当に良かった!(他のも美味しそうだったけど)

店は大繁盛で、お店の人達は本当に忙しそう。
見てるだけで目がまわりそうなほどだったけど、お店の雰囲気がとってもよくて、
またリスボンに来ることがあれば行ってみたいな。
- 2009/06/02(火) 00:31:11|
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ロカ岬。
「ここに地終わり、海始まる」。ポルトガルの詩人・カモンイスの詠んだ詩が刻まれた
石碑が立つ、ユーラシア大陸最西端の地。

ポルトガルという国を初めて意識したのは、中学だったか、高校だったか…。
授業中、宮本輝の小説が好きだという社会科の先生が、新婚旅行でこのロカ岬を
訪れたという話を聞いたことだった。
「ここに地終わり、海始まる」。そのフレーズを聞いた時、それだけで何とも旅情を
かきたてられ、印象に深く残り、いつか行ってみたい場所のひとつになった。
けれど訪れた当日は、時折雨がぱらつく、あいにくの天気。
バスを降りた時には雨は止んだものの、期待していた夕日は見る影もなかった。
しかもとても寒く、凍えながら岬の先へ向かう。
石碑、そして離れたところに灯台がある他は何もない。
ただただ黄色い花が咲き乱れ、大西洋の風が吹きすさぶ、断崖絶壁の地。

けれどもここは大陸の果て・・・、そう考えるだけで特別な場所のように思えてくるから不思議だ。
厚く垂れこめていた雲と、重々しい鼠色の海。二つの狭間を一筋の光が浮かびあがり、切り裂いていく。

時間が経つにつれ、光の明るさが増し、世界から色が失われていく不思議な感覚がした。
まるでモノクロ写真を見ているような感覚。

真っ赤な夕日は見れなかった。けれど、地の果てで見る、色の失われた世界。
何もないこの土地にお似合いだ。もう来ることはないかもしれない。
けれどこの情景はずっと心の中に残っているだろう。
- 2009/05/28(木) 03:27:00|
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リスボンでも、もちろん路地に迷い込んでみた。

庶民の生活を身近に感じたいなら、アルファマ地区とガイドブックには書いてあったけれど、
個人的にはバイロ・アルト周辺のほうが、生活感が感じられて好きな場所。
階段の両脇には家々が立ち並び、ご近所さんとしゃべりながら洗濯物を干すオバちゃんの姿がちらほら。
ゆるーい空気が漂い、時間の流れ方もゆっくり。

どんどんと階段を下りていき、ふと見上げるとそこには青空が広がる。洗濯日和だ。
- 2009/05/27(水) 22:55:09|
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1年以上放置していましたが、久しぶりの更新。
2009年4月〜5月にかけて、ヨーロッパを旅してきました。

旅の始まりは、ここ。細い路地を市電ががたごとと走り抜ける、ポルトガルのリスボンから。
- 2009/05/22(金) 04:21:00|
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