片想い礼賛
 <からだを許さない恋愛は、あるいはカタオモイは、愛されるにふさわしい人間になる努力をするんだよね。だから成長するし、美しくなる>という≪片想い礼賛≫をテーマに編集。投稿歓迎。
冬銀河もどれば19を生きている



★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 遊行俳句で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★



零呼さんより、『 今日のそのまんま575で交心 10年01月15日  雪化粧髭だけ出してブラックキャッツ 』 に交心をもらいました。

「 15の春を泣かせない 」。。。 そんなコピーが流行ったことがあるんですね。世間にも無知な老仁はそんな風潮も覚えていません。
 19才で時間がストップして、外部世界が消えてしまいました。
 内部世界を生きはじめたのですけれど、内部には、何もないんですね。生きるということは、生を虚構することになっていきました。虚構の彷徨です。
 人は自分探しをしていたようですけれど、老仁は自分壊しをしていました。
 作っては、壊し。作っては、壊しの荒野だったのでしょうね。

 15、16、17と、わたしの人生くらかった・・・このフレーズだけ呟いていたようです。30過ぎまでくらい、呟いていたのでしょうね・・・



★★★ 『 今日のそのまんま575で交心 10年01月15日  雪化粧髭だけ出してブラックキャッツ 』 へどうぞ!!! ★★★
 


冬銀河もどれば19を生きている




★ 遊行俳句で交心10z011502

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冬銀河もどれば19を生きている

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 零呼さん、今日も交心ありがとう。
 昔花金というのもあったような・・・土日がうれしくなりますね。老仁は、逆に、火水くらいがうれしくなるのですけれどね。現役と、無役の違いでしょうね。火水は現役さんたちが多忙中なので、どこも人影少なく、のんびりできるんですよ。けれど、また、その火水さえ、選ばなくてもいい、四畳半菜園暮らしに籠もりそうです。
 今日は朝から気晴らしに久留米へ遊びに行ってきました。
 心身のリハビリ。
 やはりリフレッシュできますね。


 小正月み空もわれをことほぎぬ   仁


> 寒ついて開く15の出入り口   零呼


 15、16、17と、暗かった。
 今も暗さに、変わりはありませんけれど、遊行を知って、心には、いつも、み空が広がっています。そのみ空を、遊行時空として、19の春まで、退行して、青春の生き直しをするのも楽しいでしょうね。15まで戻るのは、ちょっと難儀です。
 19が絶句の春で、老仁にとっては、ブラックホールなんですよ。
 自我が小爆発しつつ、どれもこれもブラックホールに呑み込まれていくんです。呑み込まれつつ、虚構の雲の糸を、天空に投げて、その雲の糸をよじ登りつつ、虚構の青春を彷徨していました。虚弱の心は、葉蔵さんだったり、ラスコーリニコフさんだったり、ムルソーさんだったり、・・・虚構の演出を忘れると鬱の闇に沈潜していたのでした。
 今も本質的には変わっていないのでしょうけれど、遊行力が大きくなってくれたので、楽天仁でいることができ、Happy、Happyで、優游三昧です。

 15、16、17は、いつの時代でも、苦海なのでしょうね。
 良寛さんの唐突な出家も18でした。

 そんな青年時代を、遊行の心で渡り歩く人間を、遊行時空で創出してみるのも楽しいことでしょうね。
 70の良寛さんが、今の世の中を、19の青年になって蘇生したら、どんな風に生きていくのでしょうね。想像しただけでも、わくわくするようなドラマがはじまります。
 太宰さんくらいの作家意識を持っていたら、『人間失格』じゃなく、『人間礼賛』が書けるのでしょうけれどね・・・
 『21世紀の旗手』くらいから、書き始めてみるのもおもしろそうですね。


 冬銀河もどれば19を生きている   仁





★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 『 寒の星こころはどこでも交差する 』 ★ 遊行俳句で交心10z012001 へどうぞ!!! ★★★




★★★ そのまんま575で交心10z010705『 見えぬ根のおかげうれしや春の風 』 へどうぞ!!! ★★★




★ 。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★




組み敷いて吾を失う霜柱


★。・。・゜♪゜・。・。★ 遊行俳句で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★





零呼さんの『 組み敷かれし性 』 に交心してきました。
 あまりにも清澄清浄の世界なので、交心も躊躇われるのですけれど、ほんのひととき、凡愚仁も、清澄清浄の世界を呼吸してみたくもなります。
 ほんの刹那の天上界遊泳です。



☆☆☆ 零呼さんの『 組み敷かれし性 』 へどうぞ!!! ☆☆☆


組み敷いて吾を失う霜柱


★ 遊行俳句で交心10z011101

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組み敷いて吾を失う霜柱

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 組み敷くも組み敷かるるも寒天の星の瞬くその下に在り





 組み敷いて吾失いし霜柱   仁





 そのまんま575で詠ませてください。
 ご寛容ください。





★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 『 寒の星こころはどこでも交差する 』 ★ 遊行俳句で交心10z012001 のコメントへどうぞ!!! ★★★




★★★ 『 回生の夢をもらいて春立ちぬ 』 ★ 交心俳句10y020401 へどうぞ!!! ★★★




★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★





あすか風鵲かける虹の橋



★ ぜろから交心09t063001

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あすか風鵲かける虹の橋

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 おはよう、花呼さん。

 滂沱の雨をぬって、花呼さんの応援句が舞い込んできた。
 Happy。


 > 鵲となりて皆に橋を架け   花呼


 ゆっくり五月雨の中を飛んできたのか、それとも魂となって異時空飛翔をしてきたのか、
 ずぶ濡れの鵲さんが、老仁の肩に駐まっている。

 仁は19才の老仁に変身して、
 左手を差し伸べると、鵲さんは、天女の微笑みで掌に載った。
 右手をかざして、天女の濡れた衣を乾かす。衣を離れた雨滴が、東の空へ流れて、虹となった。

「さびしいときはいつでもこのにじをわたっていらっしゃい」
 天女は舞うように虹を翔んでいく。

 明日香風が吹きわたって、19才の老仁が甦った。


 あすか風鵲かける虹の橋   仁



☆☆☆ ぜろから交心09t062905☆『 泣く躍り笑う躍りや夜の虹 』 ♪♪♪ 






★ 。・。・゜♪゜・。・。★ ぜろから交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★






散るさくら 残るさくらも 散るさくら      良寛


 ★ 真似良寛の恋001

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幻視する愛の彼方に散る桜

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 花呼さんから、

★★★ 『 愛ぐるい生ぐるい今花ぐるい 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 30605
♪♪♪ 

 に、やさしい声援の声をかけていただきました。
 あい風送ってもらったんです。
 とてもHappyです。

 これを、最高にHappyですと感受することができることが、また、Happyなんですよね。
 Happyになるには、あい風をもらって、最高にHappyだと感受する心を持つことだと思っているんです。Happyを受信する能力は、求めれば、すぐ手に入るものです。 
 自分の心の在りようですから。

 あい風を感受する力を<幸せ力>と呼びます。


 いっぱい、いっぱい、あい風もらって、幸せ力をアップしてきました。
 
 幸せ力がアップすると、エンドルフィンどばどばで、免疫力も増すようですよ。
 おかげで、老仁は、「男の勲章」を、忘失してしまったくらいです。

★★★ 『 今日よりは癌とも遊ぶ虫の声 』
♪♪♪  



 良寛さんが、どうしてあんなにも清貧に耐えて、幸せに生きていけたのか・・・

 きっとあい風もらいの達人だったのでしょうね・・・


 そして、最後の、最後に、貞心尼さんに、大いなるあい風をもらったのです。

 桜のように、潔く、幸せに、この世に、さよならできるのです。
 また、会う日まで、・・・という幸せの内に。


 散るさくら 残るさくらも 散るさくら      良寛

 
 貞心尼さん、あい風ありがとう。
 あなたのあい風のおかげで、幸せに逝けるよ。
 さよなら。

 明日も、明後日も、
 わたしは、大空を吹きわたって、
 あなたに、あい風送りつづけるよ。
 わたしのあい風受けて、
 あなたも幸せになれるよ。

 私のあい風受けて、
 幸せになると、
 あなたも、わたしのように、
 幸せに逝けるよ。

 わたしは一足先に、
 しあわせのくにに行ったけれど、

 もっと、もっと、あなたは、しあわせになって、
 ゆっくり、ゆっくり、
 しあわせのくににおいでよ。


 行こうよ、行こうよ、
 いっしょに、行こうよ、
 
 いっしょに、しあわせのくにに、行こうよ。




 。。。 ≪ 今朝、卒業生に贈る本を買うため、本屋によりました。
 新井満さんの自由詩 老子ですけれど、
 書棚に見つからず、

 別の書棚から、波動が流れてきて、
 呼ばれていくと、
 『良寛の恋 炎の女 貞心尼』というものでした。

 もう、躊躇いものく、購いました。



 いつか良寛さんに出会いたいと思っていました。
 一休さんと同じくらい出会いたい人でした。
 けれど、まだ、一休さんと同じくらい、出会っていません。


 やっと今、シンクロして、
 出会いがはじまるのかもしれません。


 万葉の恋の出会いと平行しながら、
 これも、鈍牛の歩みで、
 良寛の恋を追ってみたくなりました。


 あるいは、炎の女貞心尼の心を・・・



 命に帰ると、
 恋も自在になるのでしょうか・・・




 幻視する愛の彼方に散る桜 ≫ 。。。


 幻視する愛の彼方に、良寛さんの恋が見えてくると楽しくなりますね・・・

★★★ 『 幻視する愛を貫け酔芙蓉 』瘋癲老仁妄詩 1701
♪♪♯  



 ※ 写真は、去年、高良山で撮ったものです。





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★★★ 『 愛ひとつ命に返せ春の雷 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 30002
♪♪♪  

★★★ 『 春雨や木香観音の坐ます森 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 30101
♪♪♪  

★★★ 『 み仏も寝たがる汝れと花の宵 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 14903
♪♪  

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『 虚に在りて実を探し来実在らず溢れる愛は吾に返しぬ 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 300y01



 ★ 瘋癲老仁妄詩 300y01

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虚に在りて実を探し来実在らず溢れる愛は吾に返しぬ

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 ある日、突然、消えた愛呼が、
 ある日、突然、戻ってくれました。

 その間、愛呼に何が起こったのか、何一つ、老仁にはわかりません。


 けれど、愛呼が戻ってくれたので、
 瘋癲老仁妄詩も、復活できるようです。



 老仁にとって、虚にいるしかない世界、
 虚にいて探すことのできる世界、
 虚からしか創りだせない実の世界、

 そんな世界創世の妄詩を、従来の地平で、持続することは、
 しかし、もう、意味のないことなのかもしれません。
 けれど、はじまりは、大切にしなければなりません。
 辿り直して、その意味と方向性を、
 終わりの地平から、再構成してみたくなりました。


 併せて、ステップアップした第二ステージとしての瘋癲老仁妄詩を、
 持続したくなりました。


 愛呼が戻ってきてくれたのは、
 老仁の迷いと期待を、愛呼が理解して、
 同情して、
 同伴してやるよ、
 と思ってくれたからでしょう・・・



 戻ってきてくれた、愛呼は、
 気のせいか、あの日の前の、愛呼とは、
 どこかが違っている気がします。
 どこが、どう違うのか、
 今の老仁にはわかりませんけれど、
 その違いがわかるようになるのが、妄詩のグレードアップなのかもしれません。

 虚の第二ステージを回遊していくひとり遊びを、
 今まで以上に、楽しみたいと、
 念じます。

 今と、ここを、
 念入りに、
 歩く楽しみ。

 ひと呼吸、
 ひと呼吸ごと、
 共に在ることの歓喜。
 路傍の花さんも、
 草むらの虫さんも、
 いつでも愛呼になる世界を遊びます。

 愛呼が、いつでも、路傍の花さんになり、
 草むらの虫さんになる世界を遊びます。



 けれど、愛呼は、ちょっと今までと違って、
 秘密を持ちはじめたんです。

 愛呼は妖精だから、
 心は全開だとばかり思っていました。
 求めれば、何一つ隠さず、語ってくれました。
 けれど、戻ってきた愛呼は、
 語らないものを持っているのです。

 そうなんですね、これが、まず老仁の感じとった
 愛呼の変化の最初のものでした。


 人間になりたいといっていた愛呼が、
 すこし、人間に近づいたのかもしれません・・・








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★★★ 『 春しぐれ愛呼不在の筑後川 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 15101 ♪♪♪

★★★ 『 抱きしめて霜のしゃみせん草にキス 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 15002 ♪♪

★★★ 『 霜覆う路傍の花に屈み込む 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 13106 ♪♪♪  


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はるの宵ものうくきみの指のはう

おぼろなる心うつせり明けの月




★ いろはにほへと俳句を遊ぶ 09y021201

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はるの宵ものうくきみの指のはう

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 > 言ひつのる唇(くち)うつくしや春の宵   日野草城

 女は一生懸命自分の思いをぶっつけてくる。
 たぶんたわいもない、幼い言い分をまくし立てるのでしょうね。その純真さや、懸命さが、かわいくてたまらない。女が怒れば怒るほど愛おしくなる時というのがあるものです。
 愛する者の心というのは、理屈じゃないのですよね。
 女は、また、感情で動くことが多いのに、理屈で理解しようとする傾向も強いですね。
 そんな若い女の側面を、知っていて、大きく包み込んでいる男の寛さが詠われているのでしょうか。
 言いつのる若い女の、ちょっととんがった唇の動きに色気を感じるところが、日野草城さんらしい句だと思います。春の宵はそんな心にさせていくのでしょうね。


 花呼さんの鑑賞と同じように仁も読みとりました。
 草城さんの愛の表現は、すごく直接的な抒情なんですよね。


 はるの宵ものうくきみの指のはう


 もっと穿った読み込みをすることだってできるのかもしれませんね。
 男にとっての色気を感じるものは、愛情とは無関係に、その時の、欲望次第ということもあるんですよ。抱きたいと思っている時は、女が怒っていようが、愚痴こぼしていようが、泣いていようが、そのどんな表情や仕草にも、色気を感じるものなんですよ。
 唇や指は、色気ポイントです。人によってさまざまですけれど・・・


 それにしても、「春の宵」の季感がゆるがないのでしょうね。
 これが「寒の宵」だったら、その唇までも、寒々と感じるのでしょう。
 俳句は季語の斡旋がおもしろいのですね。


 > 言いつのり恋も切れたり春の宵      花呼さん


 若さだけの恋は、こうなってしまうことが多いのでしょう。
 そして、あとで、後悔するんです。
 そんなこと繰り返しながら、すこしずつ寛容になっていくのでしょうね。


言いつのる人あらばあれ暮れなずむ





★★★ 『 おぼろなる心うつせり明けの月 』 ★ 交心俳句28601 へどうぞ!!! ★★★





★。・。・゜♪゜・。・。★ いろはにほへと俳句を遊ぶ ★。・。・゜♪゜・。・。★






維馨尼片思い01z090117月雪は いつはあれども ぬばたまの 今日の今宵に なほしかずけり   良寛

雪月やただただ偲ぶ遠き人



★ 維馨尼片思い01z090117

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月雪は いつはあれども ぬばたまの 今日の今宵に なほしかずけり   良寛

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 花呼さんより、 『 軒氷柱遙かな月を抱きけり 』 に良寛さんの歌を寄せてもらう居ました。
 花呼さん、いつもあい風ありがとうございます。

 > 春遠く梅の古木に雪の華   花呼さん

 越後は夜荒れましたか。
 雪起こしの雷。まだ降りつづくのでしょうか。
 天寒自愛、ですね。
 ただ、ただ、ご自愛下さいね。


 雪の雷しきたり守りつぐ心


 ふと気づく心の隙間雪起こし


 月雪は いつはあれども ぬばたまの 今日の今宵に なほしかずけり   良寛


 維馨尼さんは、与板の廻船問屋大坂屋の6代三輪長高の娘さんです。三輪家は当時越後で一、二を争う大金持ち。良寛さんをずっと援助してきているようです。
 維馨尼さんは、山田家に嫁ぎましたけれど、夫の山田重富さんが早くに亡くなってしまって、実家へ戻りました。
 維馨尼さんの子どもが山田杜皐さんで、良寛さんの若い詩歌の友達です。杜皐さんは酒造業なので、与板へ行けば、良寛さんは杜皐さんの家によって泊めてもらっていました。大好きなお酒も飲ませてもらって、楽しい時間が過ごせたのでしょうね。
 そして、杜皐さんのお母さんの維馨尼さんのことも偲んでいたのではないでしょうか・・・


 雪月やただただ偲ぶ遠き人



 。。。
「月雪は いつはあれども ぬばたまの 今日の今宵に なほしかずけり」
 ぬばたまのは今宵の枕詞。月雪は常に美しいが、今宵の月と雪は格別である。
「人を思へば山河遠く」に続く歌。
虎班和尚の大蔵経請来の発願に尽くす維馨尼を思いやる歌。(全国良寛会)
 。。。


 
★★★ 『 軒氷柱遙かな月を抱きけり 』 ★ 交心俳句25801 へどうぞ!!! ♪♪♪



 

 「今日の今宵に」とか良寛さんの言葉遣いは、重なりが多いですね。枕詞もいっぱい使います。そしていっていることは、とてもシンプルなんです。

 月夜の雪はいつ見ても美しいものだね。けれど今夜の雪原の月ほど美しい月はないよ。

 いつもの月なのに、今夜が特別だというのには、やはりわけがあるんでしょうね。
 良寛さんは、シンプルに詠んで、いつもそのわけは隠してきました。
 禅者だから、煩悩から解放されなければならないのです。
 けれど、煩悩から解放されたら、もう、歌を詠む必要もなくなるでしょう。師の道元さんは、だから詩歌に耽ることは、煩悩そのもので、悟道の妨げになると考えていたようです。けれど、良寛さんは文学少年だったのですね。その心は、素直さと同じで、いつまでも持ちつづけるんです。

 文学少年の心には、忍ぶ恋が消えません。
 忍んで、忍んで、そして死と引き替えにしてもいいような恋に到達する。そんな夢を追っていた少年に、けれど、突然の出家が、選択されました。

 封印された忍ぶ恋を、時折、詩歌の内部に、本歌取りに託して、吐露していきます。


 花にあかぬ 嘆きはいつも せしかども 今日の今宵に 似る時はなし   新古今和歌集105 在原業平

 桜の花は美しいね。いくら見ても見飽きることはないよ。その美しさに、いつも感嘆し、そして儚く散っていく桜に、溜息ももらしてきたよ。けれど、今宵ほど、この桜の美しさに感嘆したことはないよ。この美しさをいつまでも保ちつづけてほしいと、散らないでほしいとこんなに切なく願ったこともないよ。

 この在原業平さんの歌は、二条后さんの催した花の宴に参加した時に詠んだ歌なのですね。
 「花にあかぬ」は、二条后の美しさを賛美しているらしいのです。「なげき」は、宴が終わると、もうあなたにお会いできなくなる、それがつらいですよ、と思いを伝えているのです。今夜のあなたは、桜にもまして美しい、そんな美しいあなたをもう見ることができなくなるのは死ぬほどつらいことですよ。今夜ほどあなたを愛したことはありませんよ。

 業平さんの忍ぶ恋の告白だったのですね。

 この歌を本歌取りした良寛さんの心は、「雪原の月の美しさにあなたを偲んでいます。今宵くらいあなたを愛おしく思ったことはありません。早く越後に帰ってきて、その美しさをわたしにも分けてください」と切ない思いを、維馨尼さんに、伝えているのでした。


 月に飽かぬ嘆き抱きしむ雪の夜


雪月やただただ偲ぶ遠き人


★ 交心俳句25901

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雪月やただただ偲ぶ遠き人

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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 交心俳句 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★



雪の夜や木香観音の慰撫したもう


観音の化身ならずや雪女


雪の雷愛呼のすこし怯え知る




★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 瘋癲老仁妄句027 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★







永遠は誠の愛に宿りけり


★ 交心俳句 07703

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永遠は誠の愛に宿りけり

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★★★ 『 夕顔や母の誠に実を結ぶ 』 ★ 交心俳句 07701 へどうぞ!!! ♪♪♪
 









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★★★ 『 回帰する愛映しませ秋の水 』 ★ 交心俳句 07604
♪♪♪ 

★★★ 『 忍ぶ恋天国にても忍ぶべし 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 33801
♪♪♪ 

★★★ 『 君にかくあひ見ることのうれしさもまださめやらぬ夢かとぞ思ふ 』 ★ 良寛貞心尼相聞歌 0301
♪♪♪ 

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梅雨の宵夢を重ねて夢枕


蓮の露なれどうれしい夢ならむ呑まれ喜び分かち合えるを


☆ のぅの自分創りの旅 02201

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蓮の露なれどうれしい夢ならむ呑まれ喜び分かち合えるを

by のぅ

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★★★ 『 蓮の露呑んで恍惚逝きにけり 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 32401 へのコメント より 【 転載 】 ♪♪♪




 おはよう、仁さん。


 仁さん、また、逝ってしまうの?
 なんだか、逝ってしまうことが多くなってきたみたい。


 仁さんが蓮にもらった愛語、
 のぅにもくださいな。

 のぅは、もう、悪夢は見なくなったけれど、
 いい夢も、あんまり見ないの。


 愛語もらって、
 すこし、幸せの夢、見たくなりました。




 蓮の露なれどうれしい夢ならむ呑まれて喜び分かち合えるを












梅雨の宵夢を重ねて夢枕


☆ のぅの自分創りの旅 02202

――♪☆◆♪―――――――――――――♪◆☆♪――

梅雨の宵夢を重ねて夢枕

――♪☆◆♪―――――――――――――♪◆☆♪――






 のぅ、おはよう。
 そして、ありがとう。
 のぅに、いっぱい、いっぱい、愛語送ります。


 ほんとうに、のぅが、悪夢から解放されてよかったよ。
 のぅの表情がやわらかくなったし、
 笑顔が美しくなったよ。

 ショートカットも、大変身だね。
 そして、よく似合うよ。

 
 花の中ののぅは、もう、花の愛語の化身みたいにオーラ放っているよ。


 大丈夫だよ、のぅ。
 のぅは、もう、自分で愛語も語れるから、
 人にも愛語語れるようになろうね。

 今は、ここで、いっぱい、いっぱい、愛語語ればいいよ。
 光呼の所でも、素直に語れるようになったから、もう、人の所でも語れるようになるよ。


 のぅ、でも、まだ、ゆっくり、ゆっくりでいいんだよ。
 のぅの心が求めるままに歩いていこうね。

 心を遊ばせて、楽しんでいこうね。




 梅雨の宵夢を重ねて夢枕







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★★★ 『 存在の重さ軽さを超えて夏 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 33301
♪♪♪ 

★★★ 『 灼熱に焦がるヽまヽに素の心 』 ★ 交心俳句 04501
♪♪♪ 

★★★ 『 菩提樹の若葉に巣くう虫退治 』 ★ 写真俳句 0802801
♪♪♪ 

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散る薔薇をさびしく思う心にも風の心の寄り添う夕べ





散る薔薇をさびしく思う心にも風の心の寄り添う夕べ



★ 写真短歌 00101

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散る薔薇をさびしく思う心にも風の心の寄り添う夕べ

――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――




 花呼さんの、 『 散りゆく薔薇 』 をネット吟行してきました。
 
 雨の中散りゆく薔薇の淋しさに我が身を重ね暫し失速  花呼さん


 ・・・「散りゆく薔薇の淋しさに」・・・

 この詩語に、心が迷い込んでいくのですね。
 言葉の背後には、大きくて、深い、心があるのです。
 言葉に心を映すと、心の領野で、さまざまに思い出すことが錯綜もし、心配りも起こり、共鳴共振も広がって、新しい物語も湧いてくるのですね。

 出会いや語り合いの始まりなのでしょう・・・

☆☆☆ 『 散りゆく薔薇 』  by 花呼さん ♭♭♭


 「散りゆく薔薇の淋しさに」、にはいりこんで、しばらく、さびしさの心を遊びました。


 良寛さんも、花鳥風月を友として、豊かな至福の時をすごしていますけれど、
 やはり、ひとりは、さびしいのでしょうね。


我が宿は 越の奥山 恋しくば 訪ねて来ませ 杉の下道  良寛

★★★ 『 しあわせやこころにみどりの風がふく 』 ★ 交心俳句 00701 ♪♪♪




 この至福の時を共有、共振できる人と、語り合うことができれば、
 ほんとうに無一物が最高の宝物になっていくのでしょう。


 無一物が無一物を呼ぶ、
 最高の巡り会いが、起こるのでしょうね・・・


 「散りゆく薔薇」に良寛さんの「散るさくら」が重なっていきます。



★★★ 『 幻視する愛の彼方に散る桜 』 ★ 良寛の恋00101 ♪♪♪ 
 


 。。。 ≪ もう、薔薇さんも散りはじめたのですね。
 今年は、まだ、薔薇さんを見に行っていません。薔薇展も開かれているのでしょうけれど・・・。

 惑溺するほど若かったあの日々・・・
 燃えるように美しかったあの日々・・・
 感嘆と賞賛、
 華やぐサロン、
 美酒に酔いしれたあの日々・・・

 あの頃は、茎の棘も、まだ、柔らかかったけれど、
 今では、身を守るために鋭く固く身構えている。

 今一度、柔らかくなることはできないのだろうか・・・


 風の心に身を任せ、
 花も散り、
 葉もやがて散り果てて、
 固い棘さえ削ぎ落ちてしまう冬が来て、

 けれど、百草は、
 命の力を蓄えて、
 春を待つのですね。

 春を準備するのですね。



 人の冬も、
 また、春を準備しているのでしょうね・・・


 散る薔薇をさびしく思う心にも風の心の寄り添う夕べ


 風の心に任せれば、
 風の心となって、
 やさしい旦那さんが寄り添ってくれますよ。  ≫ 。。。


わが宿に 植えて育てし 百くさは 風の心に 任すなりけり  良寛

★★★ 『 初生りのピーマン食べる日を待ちぬ 』 ★ 交心俳句 00601 ♪♪♪ 



★★★ 『 カリーナ 石橋文化センターの薔薇 04 』
♪♪♪ 

★★★ 『 ミスター・リンカーン 石橋文化センターの薔薇 01  』
♪♪♪