オズシリーズ読破!

オズシリーズを1章ずつ読んでいきます。

Chapter 20: The Scarecrow Appeals to Glinda

一同、カラスの巣から各自気に入ったものを取っています。

しかし、カラスもたまったもんじゃありませんね。いきなり巣に侵入されて、どいてほしがったら攻撃されてさんざんな目にあい、その上、今までため込んだ宝物も持って行かれちゃうんですから。(^^;)

なんていうか、みんな、ちゃっかりしてますね。転んでもただではおきないというか。
あ、でもニキディク博士のネガイグスリはカラスの巣においてきてしまいました。
そう思うと、まあ、とんとん、ってことでしょうか??(^^) カラスたちは使えないでしょうけど。

ネガイグスリを忘れちゃったのは、もったいないですね。でも、二錠目で「正しい方向にいけるように」と願うなら、最初から「グリンダの城にみんなで無事につけるように」とか願えばよかったのにね?それを言っちゃあおしまいよ、ですけどね。(^^)

さらに言うなら、「ジンジャーから王位を取り戻して」なんてのも、頼んだらどうなったのかな?そういう"面倒"が起こらないように"忘れてきた"のかもしれませんね。

で、無事にグリンダの城につきますが…グリンダの美しさについての記述は特にないんですね。庭園や玉座については書かれているんですけど。

グリンダの軍隊が訓練がいきとどいているのも、ミョーに気になります。このオズの国で、なんでかなって。敵(もしくは仮想敵)は誰なんでしょう?それともカドリング人は(意外にも)まじめ人ぞろいなだけなんでしょうか?(^^;)

あ、いや、仮想敵はオズの魔法使いだったのかも?何でも書いてあるグリンダの本、「私のスパイが調べたことを書いてある」なんて言ってます。

で、怪しいことを三つみつけた、とみんなに報告するグリンダなのですが…このグリンダの発言って本気なの?それとも、先生が生徒に対して「さあどうなのかな?」って考えさせるためにわざと言うように、グリンダも、自分は答えが分かっていたけど、わざとみんなに考えさせたのかしらん?どうも後者のような気がします。グリンダが本気で「豆をナイフで食べてた」ことや「片足をひきずっていた」ことを怪しいと思ったとは思えないんですよ…キャラ的に。そのあと、「では、どうして魔法使いはモンビをこっそりと3回も訪ねたのでしょう?」って…これってやっぱり誘導じゃないですか?(^^)

チップはどうしてもどうしても、モンビのことが嫌いなんですね。悪口ばかりです。親の心子知らず、ですなぁ…(いや、どうしても、モンビはチップを憎からず思っているとしか思えないんですよね、私)

そしてついにグリンダの出陣です。
モンビとジンジャー、あやうし!
…って、私はどっちの味方なんだって話ですが。(^^;)
  1. 2009/11/20(金) 20:16:30|
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Chapter19: Dr. Nikidik's Famous Wishing Pills

ブリキの木樵と木挽き台の馬の活躍で、なんとかカラスたちを追い払ったものの、かかしのピンチです!中身が全部なくなってしまったんですから。カラスたちの集めていたドル紙幣で急場をしのいだものの、やっぱりなんかヘンですよね。あの素朴なかかしくんの中身がドル紙幣だなんて!

文の中に「胴体部分には50ドル紙幣、100ドル紙幣、1000ドル紙幣が詰められました」っていうのがあるんですが、1000ドル紙幣って見たことあります?私、聞いたこともなかったです。早速Wikiで調べたところ、わかりました。

かつては500、1,000、5,000、10,000ドル紙幣が流通し、主に銀行間の決済などに使われていたが、1945年(シリーズ1934B)を最後にこれらの高額紙幣の製造は中止され、電子的な決済システムの出現で必要性がなくなったため、1969年に流通停止となった。


なんだそうです。だから、この「虹の国」の時点では、ほんとにあったんですね。それにしても10000ドル紙幣まであったとは!でもそうか、オンラインシステムなんてものも、なかったわけですしね。風に飛ばされて、一枚がひらひら〜なんてことになったら大変でしたね。(^^;)

例の二とびで数える件、解決したのは、木挽き台の馬でした。かかしでもムシノスケでもないところがいいですね。(^^)現実でもこういうことってありますよね。詳しい人がさんざん考えて悩んでいることを、ふらっと首を出した部外者がポンと解決してしまったりすること。かかしくんだって、悔しい気持ちもあったでしょうに、「おそれいりました」とちゃんと敬意を表してます。偉いなぁ。なかなかできないですよね。いや、それともほんとに芯から「すごいなあ」と感心したのでしょうか?それはそれでまた偉いなぁ。

でも、昔も思いましたけど、この解決方法、これでいいの?とちょっとごまかされた気分になります。英語ではこれでちゃんとつじつまがあってるのでしょうか?やっぱり「えーそんなのあり〜?」って思いながらみんな読んでるのかなぁ?

ムシノスケは、ほんとはいいやつなんですよね。ネガイグスリだって、あんなに痛がったチップを見た後で、「私しか飲めるものがいないなら、飲みましょう」って飲んでくれるし。ただねぇ、言葉遣いでずいぶん損をしてますよね。(^^;)なんていうか…一言多いんですよね。本人に悪気がない分、始末に悪い。悪いやつじゃないんだけどなぁ。
  1. 2009/11/15(日) 20:23:23|
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Chapter18: In the Jackdaws' Nest

Jackdawって、コクマルガラスっていうカラスなんですね。日本にはいないそうです。ていうか、アメリカにも(^^;)

Wikiの"コクマルガラス"

ガンプはヨーロッパまで飛んだのでしょうか?オズから一晩で飛んだのですから、オズがヨーロッパの近くにあるのか、それともガンプのスピードがよっぽど速いのか??のどちらかですね。(^^)

子供のころの私は、命を吹き込まれたら、みんな、喜ぶものだと思っていました(ピノキオの影響?)。でもガンプはまったく嬉しくなかったようですね。自分の体が元のものとは違う…違うどころか、まったくの"寄せ集め"だったら、誰でもそう思うかもしれませんね。元の種族のものには絶対に会いたくないという気持ち、わかるような気がします。このガンプ、ガンプとして生きていたころは、堂々とした、立派なガンプだったんでしょうね、きっと。

ムシノスケは相変わらず空気が読めずにひんしゅくをかっています。引き延ばされてそんなに間がないのかもしれませんが、言うことが、なまじ学があるだけに、イヤミなんですよね。ジャックはそんな風には思われないのに。ちょっと損な役回りです。

ジャックを傷つけることを言ってしまって、チップに「学のある虫は新しいかもしれないけど、虫の受けた学問は古臭いもんだね」なんて言われる始末。(でもこれはチップもキツいですよね。そこまで言うかって感じ。)さすがのムシノスケもこの言葉で静かになりました。(ちょっとかわいそう。)

カラスの巣の中に落ちた一行。ガンプの羽は壊れてもう飛べない。カラスが戻ってきたら、カボチャ頭のジャックはつつかれるだろうし、ムシノスケは格好の餌になってしまうでしょう。

命の粉入れに使っていたコショウびんが二重底になっていたとは!しかも、その中から、ニキディク博士のネガイグスリなんて代物が出てきます。やった!これでピンチ脱出!…と思いきや、願いをかなえるためには「二とびで17まで数えること」なんていう条件があるのですよね〜。上がったり下がったり、どうなる?どうなる?と先が気になる展開です。

そこへカラスたちが戻ってきます!巣に侵入者を見つけると一斉に襲いかかってきました!





  1. 2009/11/13(金) 22:28:18|
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Chapter17: The Astonishing Flight of the Gump

さてさて、ガンプの登場です。

かかしが足よりも頭に命を入れるべきだと主張しなければ、頭には<命の粉>がまわってこなかったようですね。それならただの"乗り物"になってしまいます。頭に命を吹き込んだおかげで、ゆかいな仲間が一人増えました。(^^)(まあ、本人はあまり嬉しくなかったかもしれませんが(^^;))

ブリキの木樵りの仕事はやっぱり確かですね。一作目の「オズの魔法使い」でも思いましたが、彼に任せておけば、まず間違いはないです。

自分の持ってきたほうきをしっぽとして使ってほしいと主張するチップに、「空を飛べばいいんだから、飾りのしっぽなんかなくてもいい」というようなことを言っています。有能な職人的な考えだなぁと思いません?昔は、せっかくチップが持ってきたんだからつけてあげればいいのに、と、ブリキの木樵りが冷たいように感じていましたが、今は、この実用的な考え方がけっこう好きです。

結局、舵になるかもということでしっぽは作られますが。

取るのを禁じられている椰子の葉を、知らずに取ってきてしまった時も、木樵りは、慌てず騒がずうろたえず、「もう取ってしまったんだからどうしようもない。これでここから逃げ出さなくちゃいけない理由が一つ増えたね」なんて言ってます。なんか、かっこいいなぁ。大人だなぁ。

いったん空に飛び立ったガンプですが、チップの命令を聞いて、戻ってきました。命を授けた人が主人ということなのでしょうか。でも木挽き台の馬はけっこう強情ですし、それにカボチャ頭のジャックに命を吹き込んだのはモンビですよ!ジャックはチップのことを「お父さん」なんて呼んでますけど、作った人がお父さんなら、ガンプのお父さんはブリキの木樵りですよね。(^^)

英語に関することで一つ。

チップが「椰子の葉の翼って、丈夫なのかなぁ?」と心配しているのに対し、ブリキの木樵りが
They are as strong as anything we can get. と答えるところがあります。直訳すると「私たちが手に入れられるもの何でもと同じくらい強い」となりますよね。なんだか煙にまかれたような。丈夫だと言いたいのかそうでないのか、このままではわかりにくくないですか?

佐藤さんの訳は「そのへんの、何をもってきても丈夫とはいかないさ」となっています。

程度の低いものと同じくらい○○だ、比較することで、そのものの程度の低さを表すっていうの、学校でたしか習ったんですが、ここにそのまんま出てきたので、ちょっと嬉しくなりました。
  1. 2009/11/10(火) 20:58:19|
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Chapter16: The Scarecrow Takes Time to Think

かかしは冷静にジンジャーの言葉を思い返しています。かかしとジンジャー、どちらの方が正当な統治者なのか、突き詰めると、難しいですね。でもこういう風に冷静に考えられるのは、かかしくん、さすがだと思います。(^^)ぶつぶつ文句をいいながらだったとはいえ、王様の地位、いざとなると惜しくなるのが普通じゃないですか?

王冠がジンジャーには重くないといいけど、みたいなことも言ってます。総じてジンジャーに優しいですね。こういうかかしだったからこそ、のちにジンジャーも心を開いて、仲良くなれたのかもしれませんね?(^^)

一方、ムシノスケにはかなり冷たいです。シチューにしてやるとジンジャーに宣告されたのを、「いい考えだと思うけど」なんて答えてます。ちょっと(かなり)ひどいですよね?

ムシノスケはムシノスケで、ジャックでしばらくは飢えがしのげるとか言い出す始末。こういう追い詰められたときにこそ、人間の本性が見えるってもんですね。

それにしてもなぜ木樵りの小間切れはなぜヤギに食べさせるのでしょう?おなかこわしそうな気がするんですけど。(^^;)

<命の粉>が一回分残っていたのには、ちゃんと意味があったのでした。"頭のいい"かかしくんの面目躍如。(実はめったにないことですけど(^^;))

ジャックは新しい脚を作ってもらって喜んでいます。チップに脚の調子を聞かれて「新しいのと同じくらい、いいですよ」って答えてます。かわいいなぁ(^^)(佐藤訳では「まるで新品同様ですよ」となっています。さすが。うまいなぁ)
  1. 2009/11/09(月) 16:13:47|
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