善福寺手帳

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宮田大さんがロストロポーヴィチ・チェロコンクール2009第1位!

宮田大さんがパリで行われていたロストロポーヴィチ・チェロコンクール2009(第9回)で優勝!

公式サイトでもまだ掲載されていなくて、France 2で現地7日23時(日本時間8日7時)ごろのニュース。

Un Japonais remporte le 9e Concours Rostropovitch
Le Japonais Dai Miyata, 23 ans, a remporté le 9e concours de violoncelle Rostropovitch, samedi, Salle Pleyel à Paris [France 2]

宮田さんは栃木県宇都宮市出身の23歳、2005年日本音楽コンクールチェロ部門第1位のときはNHKでも放映されたので記憶されているかたも多いでしょう。今年9月ドイツで開かれたKronberg Cello Festival 2009ではマイスキー、イッサーリスら世界最高峰のチェリストらとともに出演したりもしています。今回の受賞でさらに国際的に注目されることでしょう!

ちょうど来年早々の1月15日、杉並公会堂での日本フィル・ニューイヤーコンサートでは宮田大さんがロストロポーヴィチチェロコンクール決勝で演奏したドボルザークのチェロ協奏曲を弾くことになっているから、これが格好の「凱旋公演」ということになりますね。

この公演に向けて杉並文化協会の情報誌「コミュかる」11月号にはトップで宮田大さんの写真入りインタビュー記事が組まれています[PDF]。杉並区の方は1週間位前の新聞の折込みか、バスの中にイケメンの写真が載っているチラシがぶら下がっているのに気づかれましたか?それが宮田大さんです!

追記: 時事にも出ました。
宮田大さん、日本人初の優勝=チェロの国際コンクール [時事 09.11.08 08:41]

【パリ時事】世界のチェロ奏者の登竜門、ロストロポービッチ・コンクールの最終選考会が7日、パリで行われ、栃木県出身の宮田大さん(23)が優勝した。同コンクールでの日本人の優勝は初めて。  宮田さんは桐朋学園大を経てジュネーブ音楽院に留学。2005年に日本音楽コンクールのチェロ部門で1位になるなど若手のホープとして知られる。  同コンクールはロシアの世界的チェロ奏者だった故ムスティスラフ・ロストロポービッチ氏にちなんで1977年に設けられ、ほぼ4年ごとに開催されてきた。今回が第9回で、各国の若手チェロ奏者64人が競演した。
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ヨーヨー・マ、マリンバと「白鳥」

9月のG20首脳会議のときのヨーヨー・マの演奏がYouTubeにありました。マリンバ演奏は地元ピッツバーグの16歳Jason Yoder君。

  1. Adnan Saygun "Partita"(チェロ独奏)
  2. サン・サーンス「白鳥」(チェロ+マリンバ)
  3. Eric Sammut "Rotations"(マリンバ独奏)

Jason Yoder君はこのときの演奏が認められて、11月4日ホワイトハウスでも若手チェリスト、アリサ・ワイラースタインと「白鳥」で共演したそうです。

ベルリンの壁のロストロポーヴィチ

もうすぐ「ベルリンの壁崩壊」から20年(1989年11月9日)、当時その2日後に壁のところに駆けつけたロストロポーヴィチの演奏のようす。(バッハ無伴奏組曲3番ブーレ)

慶賀、左手、飛行機

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) [Original recording]
~ 堤剛
  • 堤剛先生、紫綬褒章受賞
    「おくりびと」の久石譲さん、「棚から本マグロ」の中島みゆきさんらとともに。
  • 金子鈴太郎さんご結婚
  • 長谷川陽子さんのお弟子さん指導
    とりあえず音大に受かるのだから、ある程度弾く事は弾けるのですが、
    が!!往々にして皆、左手がよわよわ・・・
    そんな訳で、ハセガワ門下生は自動的にシュタルケルの
    デイリー・エクササイズというエチュードを関所として、宿題に出すことにしました。....
    音大生の左手の動きにも舌を巻くのですが…プロをめざす世界というのは厳しいものだなと感心しました。

  • 山本裕康さんが航空会社に一言:
    12月から、JALもANAもバイオリン、ビオラもABチケットを買わなきゃいけない事をみなさんご存知ですか?酷いですねぇ〜あまりにも酷い。....

    ABチケットというのは正規料金よりは割引したチェロがよく使うもう1席分。これ本当なのかな?本当なら12月頃あちこちで騒ぎになりそう…

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ロストロポーヴィチコンクール一次予選→二次予選

前の記事のコメントにも書きましたが、パリで開かれているロストロポーヴィチ・チェロコンクールの一次予選通過者22名が発表されました。日本からは宮田大(だい)さんが二次進出。ほかに今月第2回が開かれる八王子のカサドコンクールの第1回(2006)優勝者ソンミン・カンさんはじめ1位から3位までの実力者が二次に進出しています。二次予選は3日間行われ、決勝進出者発表は日本時間の5日未明。

きょう日曜日は、二次予選に向けてのピアノ合わせリハーサルが行われているはず。二次予選の伴奏ピアニストは主催者が用意するほか、本人が負担すれば専任のピアニストで弾くこともできるそうです。

こうしたコンクールイベントをスポーツイベントのように注目・応援していいのか、それともそっと見守って入賞者だけを言祝ぐのが正しい接し方なのか、ファン、アマチュアとして迷うところがありますが… コンクールでお会いしましょう―名演に飽きた時代の原点 (単行本)
中村 紘子 (著)

一次予選で終わったコンテスタントたちの中には、YouTubeでおなじみの、ものまねだけでなく数々の名曲を聞かせてくれたひととか、アメリカの美少女とかの名前が消えたのは残念だし、チャイコフスキーコンクール2007でファイナルに残ったスイスのダヴィド・ピアというチェリストは出場者中最も実績がある一人だと思っていたので一次で消えたのは意外でした。ピア氏が来日してリサイタルをすることになったら、
「“ピア”のチケットください」…「は?」
というやりとりがあちこちの窓口でくりひろげられるのだろう、と楽しみにしているのですが。

追記: 5日、宮田大さん、4人による決勝に進出!
ファイナリストはNorbert Anger(ドイツ)、Jakob Koranyi(スウェーデン)、Sietse-Jan Weijenberg(オランダ)、そして日本の宮田大さんの4人。
決勝は現地7日土曜日。宮田大さんはドボルザークのチェロ協奏曲で挑戦。結果発表は日本時間8日未明と思われます。

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レッスン #144

3週間ぶりのレッスン。この1ヶ月くらいで育った親指のタコを見せると、先生はあっはっはと笑って「そんなにりっぱなタコをつくった生徒さんははじめてです」。タコはこのくらいでいいのだそう。
はじめの2週間は痛かったが、次の2週間は固く平たくなって、表面には光沢さえ出てきた。
写真を撮ったけど医学雑誌の症例写真のようで美観的にどうかと思われたので掲載するのはやめた。

シュレーダー57番は、親指のエチュード。これから折に触れて戻ってみるのにいいかも。
親指が7〜3ポジションを動くので速く弾くと音を外すし、かといって遅いと長いスラーに弓がもたない(この「左手と右手のテンポを葛藤させる」パターンは、シュレーダーに頻繁に出てくる)。
ここまでのドッツァーOp.120の17曲のシリーズはどれもよくできている。
次回、58番は少し易しくなるので、57番をもう一回。

新曲のロンベルク「コンチェルティーノ」。3楽章仕立てのうちの、きょうは1楽章のアレグロだけ。溜まっていた疑問は解決できた。次回は1楽章の弾き込みと2楽章。もう3楽章までさらって予習してあるけど先は急がない。

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ヨーヨー・マがオーケストラのチェロセクションに潜入

Ma, orchestra respond to each other [Charlotte Observer 09.10.28]
ヨーヨー・マがドボコンを弾いて地元紙激賞…というのはよくある記事なので見逃しそうになっていたら、珍しい(?)話だったので。  ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
~ ヨーヨー・マ

ヨーヨー・マは27日、米ノースカロライナ州シャーロットでシャーロット交響楽団 とドボルザークのチェロ協奏曲を弾いたらしいのですが、その前のプログラム、モーツァルトの交響曲第40番のとき、なんとオーケストラのチェロセクションで一緒に弾いたのだそうです!ソリストが協奏曲を弾く前にオーケストラの中に入るなんて珍しいことではないでしょうか?

何かのまちがいじゃないかと思って、他に目撃者がいないかTwitterをのぞいたら、この日のホールから 「ヨーヨー・マがチェロセクションにいた!」と書いているひとがたしかにいました。

ヨーヨー・マはウォーミングアップか気分転換のつもりだったかも知れませんが、 一緒に弾くと言われた団員たちは驚いたでしょうね。

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ロストロポーヴィチ・チェロコンクール2009開幕

Concours de Violoncelle Rostropovitch 2009 The Glory of Rostropovich: 80th Birthday Tribute

きょうから始まる一次予選の演奏順が発表されています。

これから4日間にわたり約80名ほどが弾いて、一次通過者は日本時間11月1日未明発表。11月8日まで、パリで。前回2005年に続く第9回ですが、初めてその名を冠したロストロポーヴィチ(2007没)がいない大会ということになります。

追記:
このコンクールにしても財政的な事情から一時は今回の開催が危ぶまれたそうです。
Concours Rostropovitch: une édition événement malgré les soucis financiers [AFP-france24 09.10.28]
パリ市が負担するはずだった助成金30万ユーロ(約4千万円)を25万ユーロ(約3400万円)に削減とのこと。

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合唱

全日本合唱コン中学部門 [朝日 09.10.25]

同声・混声部門とも島根県の中学が金賞・文部科学大臣賞を受賞!

前日の高校部門(A)では優勝はNHKコンクールに続いて同じ区内の杉並学院だったけど、松江の高校が入賞したし、島根県の合唱のレベルはあいかわらずとっても高い。これは島根には音楽に熱心な指導者がいっぱいいて、切磋琢磨し合う伝統がまだ生きているからだと思う。

僕が歌っていたときも惜しいところまで行ったことがあるけど、一回のアクシデントで勝てなかったのは運を超える実力がなかったということかな、と…

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屋根の上のバイオリン弾き

屋根の上のバイオリン弾き」を24日昼、初めて見てきました。市村正親で一度見ておきたいと思っていたけど、なんのなんのまだまだ若々しい。

いつ見てもうまいなと思うのは、観客の目と耳をひきつける「間」のとりかた。見る側の緊張の糸をぴんと張らせておいて、それを爪弾くかそれともするっと放して笑わせるか、自由自在。で、そういうときには歌も台詞も決してフォルテである必要はない、ピアニッシモで十分。そういうことを感じさせられる舞台でした。

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